見合い進行

見合いの進行とデート

相手選び　無理な要求をすれば、自分自身に跳ね返ってきます。日本女性とのお見合いを希望する場合、ある程度は自分のことを考えて、無理な希望は出さないはずです。ところが、国際結婚となると年齢差も考えずにとにかく若くて美人をと考えがちで、これが失敗の第一歩となります。欲を出さずに日本女性よりワンランクアップかツーランクアップぐらいにとどめておくのが、成功の秘訣です。
　「ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる」式のお見合いは避けましょう。せいぜいあらかじめ４～5名を選んでおき、その女性とだけお見合いしましょう。あなたと複数の女性で同時にお見合いするのも避けましょう。必ず一人ずつお見合いするように！　中国へ出発する前に、お見合いの方式を確認しておきましょう。女性一人一人の資料をみせてもらった時に、質問があればどんどんしておきましょう。

　あなたの目的は、一生の伴侶を求めることです。外見も大事かもしれません。せっかく中国まで行くのだから、友達に自慢できるような美人をと考える気持ちもわかります。しかし、顔だけで選んでいては、失敗することは明らかです。通訳を通じてもいいから、じっくりと話しをし、女性の本質を見極めてください。あなたの友人など周囲の人が本当にうらやむようなお嫁さんは、決して外見ではありません。長い間つきあううちに、わかってもらえるものなのです。

　お見合いに臨む態度は、日本でのお見合いと同じだと考えましょう。決して相手を見下したりすることがないようにしましょう。通常、日本のお見合いのように格式ばったことはありませんので、なるべくリラックスしてください。女性が日本語ができなければ、細かい言葉尻をとらえられることもありませんので、何でもズバズバと聞くべきでしょう。一応通訳に対して話し掛けるので、女性と話すのが苦手な人も余り緊張せずにすみますので心配いりません。
　話しがうまくまとまりそうであれば、あなたの家族や家とその周辺の様子などを映した写真を見せてあげるといいです。彼女が日本へ来たらどのような環境で生活することになるのか、包み隠さず教えてあげるべきです。変に隠し立てしておくと、あとで大きなトラブルの元になります。
特に田園地帯に住んでいる男性や、農家の男性にとっては大事なことです。
結婚後の経済的なこともしっかりと話しておきましょう。
毎月の給料や自由になるお金のことなど、日本女性であれば収入を聞いただけで「ああ、これぐらいの生活ができるのか」と、すぐに理解できますが、中国女性はそういうわけにはいきません。過大な期待感をもたせないようにしてください。

日本であらかじめ会いたい人を十数人を選んでおき、そのうちから相手の了解のとれた人５～10人と見合いします。
大体そのうちの半数ぐらいの女性から交際OKがもらえますが、もしOKがゼロだったりしたり、一人も気に入らなければ、自分が選んだ相手以外から見合いの相手を調達してくれます。
日本で見合いした時のことを思えば、こんなきれいでかわいい人が私と結婚したいなんて信じられんと思うことでしょう。
でもここで、世話人が日本人男性について、うそをついて、無理やり２人をくっつけようとするなら、それは誠実な世話人ではありませんし、離婚する可能性がたかいです。

　言葉が当てにならないだけに、こちらの態度や顔の表情など注意深く観察されます。
　中国人は「大丈夫」をよく言う人たちですが、反面「大丈夫」を信用しない人たちでもあります。日本人はよくよく自信がないと言わない言葉ですが、彼らは少しでも可能性があれば楽天的に言ってしまう言葉なので、それだけに話半分にとられかねない台詞です。
　経験からすると彼らの「大丈夫」が大丈夫だったことはありません。自信があるときは「何々だから大丈夫」と説明がつきますが、ただ漠然と妙な間があって状況説明のない「大丈夫」だったら、まず危ないですね。

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