妻が日本に慣れるには
日本に慣れるというのは、家庭生活に慣れるのと、外部社会に慣れるのと二つ意 味があります。
時期順に説明します。

まず家庭生活に慣れる方からいくと、来日から1週間までは、夫の生活環境にな れるまで、状況を飲み込めるま での期間です。ここであまり想像していた日本と違うと後々不安が拡大するお それがありますが、誠意ある夫・両親の対応が求められます。

1か月ぐらいになると、とりあえず表面的な生活環境になれてきます。
緊張がとれてきて少し余裕ができてくると、両親のことを思い出して涙が出て くるようになります。ホームシックです。とても遠くて簡単には帰れないから です。この時期里帰りは何月にしようと話をきりだして安心させます。
大体半年後に1か月帰るケースが多いです。これはただ単に両親に会いたいだ けでなく、慣れない外国生活から帰って精神的に一服するという意味合いがあ ります。

3か月ぐらいになると自分で買い物も出来、日本語の勉強もすこしは進んで様 になってきます。充実しています。
大体6か月ぐらいで家庭内生活には慣れます。

続いて外部社会に慣れるですが、それは家族以外の人間関係がもてるようになる という意味です。
確かに日本へは来ましたが、家に閉じこもりでは多分苦痛だと思います。
一応最小限度の日本語は話せるようになりましたが、まだ友人関係を持つまでに はいきません。
近くに気の合う中国人がいればいいのですが、そうでないときは何か生きがいを 見つけないと日本語の勉強ばかりでは面白くないはずです。

私の妻の場合、働きたいというので職安へ行ってきました。
でも少し話せる程度では職種が限られるため、職安の兄さんに・・は多分だめで しょうとか言われました。
現在は某食品会社の製造(あまり喋らなくてもよい)へ勤めていますが、面接の時 ぼろがでてだめにならないか心配でついていきました。

中国では専業主婦だと年金がないため結婚後仕事をすることに抵抗がないはずで す。今日は仕事がどうだったとか話して給料ももらえて、何もしないより気持が
充実しているようです。
あともう少し日本語が上手になって自動車の免許がとれたら私はもっと楽になる でしょう。自分の一生の伴侶だから2年ぐらいは男性も苦労する覚悟がいるでし ょう。
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