農村での国際結婚
1980年代の半ばから、山形県の朝日町と大蔵村が、行政としてフィリピン女性との結 婚を促進させて、この問題が注目を浴びるようになりました。
そして、いくつかの町村が同じような試みをはじめ、民間の業者も多数できました。

山形県朝日町と大蔵村が、嫁ききんに悩む全国の農山村の熱い視線を浴び、「アジ アの女性たちと日本の農山村の男性たちとの国際結婚は全国的潮流になりそう」と 農業雑誌も「アジアからのお嫁さん」という特集を組み、東京の日本青年館結婚相談 所が先月開いた嫁不足対策を考える「結婚問題スペシャリスト講座」でも、国際結婚 が最大の関心事だった。

 全国38都道府県から延べ200人の受講者は9割以上が市町村や農協の職員で“ 花嫁輸入”の先べんをつけた朝日町の小林富蔵町長と菅井和広企画広報係長に、 ノウハウを聞こうと質問が集中しました。
ざっと200万円の費用をかけて、1週間で見合い、結婚式からハネムーンまですま せて2人で帰国、という超早わざ求婚旅行への疑問や批判も「男40歳になっても結 婚できないのは人権問題。外からとやかくいわれても、彼らは人生の時間がないの だから理想論はダメ」と受け流す。

反対論はいうまでもなく、まるで人身売買のような印象を与え、ほとんど愛情や事前 の相互理解がないところで、ただ単に「嫁不足」や「経済的理由」によって、人生の大 切な事業である「結婚」がなされることに対する反対である。経済大国としての奢りや 、嫁になるアジアの女性の人権が十分に守られない不安が、大きな理由になってい る。気候、風俗、習慣の違い、言葉の問題など、国際結婚には通常の結婚以上の、 障害がある。恋愛による国際結婚であれば、互いに承知しあい、愛情で結ばれてい ますが、こうした結婚の場合、生活上の都合によって結ばれるのですから、互いの、 特に日本の農村の、まわりの人々の理解や協力が必要になるだろう。
一方的に都合を押しつけた場合、不幸になるケースが多いようである。

 さて、現在の国際見合い結婚についてですが、問題点がいくつかあります。大切な のは、結婚式という行事ではなく、その後の二人の人生です。 率直なところ、現状 では、日本人にとってのメリットだけが、大きく見えてしまいます。一度きりの人生で す。最高の伴侶に出逢って、幸せに暮らしたいと思うのは、自然なことです。結婚で きてよかったという気持ちでなく、この人と結婚してよかったと、フィリピンの女性達に も思ってほしいのです。

しかし、一方「結婚したい」というのは、ごく自然の人間的な欲求である。そのこと自 体非難することは、だれにも出来ないだろう。そして、現実に日本の女性は、農業に 生きる青年と結婚したがらないのである。つまり、農業の必要性は誰もが認めながら 、農業に関わりたいという人は少ないのが、今の日本の現実なのである。そうした時 、日本の農村で生活する意思をもったアジアの女性がいたとき、彼女らと結婚する農 村の人を非難することは出来ない。

 こうしたアジアの女性が、多く不幸になっているわけではなく、むしろ逆だろう。双方 の風習の違いを、双方が理解し合うこと、嫁のいない村に来てくれたという感謝が、 日本側にあることなど、いくつかの条件があるが。

山形県00市に住んでいます。大蔵村、朝日町などとは、ほとんど同じような状況の 山奥の村に住んでいます。農村に住んでいる者として、端的に言わせてもらえば、い ろいろ理屈はあるだろうとは思いますが、どこからでもいいから結婚相手を探してくる 以外にないんじゃないか、というのが結論です。
 フィリピンから来られたお嫁さん二人と今日この会場で会いました。朝日町に行っ て二人のフィリピン花嫁とも話したことがあります。彼女たちを見ていますと、こんな いいお嫁さんならば、嫁さんにするよりのもいいんじゃないか、というのが率直な印象 です。
しかし最近では、結婚を望まない女性が増え、結婚できない男性が、たんに農村だ けではなく、都会でも増えているのです。私は以前買った本には、<女のひっかけ方> 、<ナンパ大陸>、<女心のつかみ方>、などがありましたが、<国際結婚のやりかた>と いう本もあっても良いと思います。

このホームページでは自分なりのノーハウを文章化することにより、国際結婚しよう とする方の支援となることを願っています。
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