よくある質問
お嫁さんは逃げないだろうか?
 「逃げる」という言葉には二つの意味が含まれています。一つは、文字 通り手続きが全部終わっているのにいつまで経っても来日しない、来日早 々姿を消してしまった、などです。これは、個人の紹介で結婚した場合や 、いわゆる悪徳業者の紹介で結婚した場合に見られることです。国際結婚 したカップルの割合から言えばほんのわずかですが、注意するに越したこ とはありません。この場合、最初から「日本へ来ることだけが目的で、結 婚はその手段」であったと考えざるをえません。紹介者が日本男性のみな らず、中国女性からも多額の報酬を受け取っていることが考えられます。
また、初対面の時に男性側の現状を正しく伝えておかず、来日時に女性が 現実を見て大きな違いにショックを受け、「だまされた」と考え、逃げ出 してしまう場合もこれに含まれます。悪い紹介者につかまってしまうと、 何とか話しをまとめようとして、男女双方にいい話ししかしないことによ るものです。
 これを防ぐ方法は、最初の段階で紹介者を厳選するということに尽きま す。正直な紹介者と感じることができなければ、いさぎよく他の人を探し ましょう。さらに、初対面の時に、あなたの収入や結婚後の生活設計(と くに経済面)を直接文書で彼女に示したり、自宅やその周辺の写真・ビデ オなどを女性に見せるような努力も必要です。

 「逃げる」のもう一つの意味としては、日本人同士であれば「離婚した 」と言われるものが、国際結婚であれば「嫁さんが逃げた」と言われるこ とです。これには、男性やその家族が、女性の気持ちを汲み取ってあげる ことができず、「私の気持ちが全然わかってもらえない。話し合うだけむ だだ」と女性が考え、突然のように家を出て行くケースが最も多く考えら れます。「釣った魚に餌はいらない」式の考えが少なからず日本にあるこ とは残念です。
 日本での生活になるわけですから、彼女が日本の習慣を身につけなけれ ばならないことは事実ですが、すべてのことを、そんな急に覚えられるは ずがありません。言葉が通じなくてもコミュニケーションを取る努力を怠 ってはいけません。また、家族以外に彼女が気軽に相談できる日本人の友 達を作ることができるようにしてあげることも大切です。

 国際結婚ならではの注意事項はたくさんあります。それらを頭に入れず に、日本人のお嫁さん、ましてやお父さん・お母さんの時代のお嫁さんと 同じように考えていたならば、うまくいくはずがありません。相手を理解 できない、相手の立場になって物事を考えることのできない男性は、国際 結婚は言うに及ばず、日本女性とも結婚生活を維持していくことは難しい のです。
仕送りや里帰りは
 仕送りは、女性の相手の家庭の事情によって判断するようにしましょう。 たとえば一人っ子で親が年金だけで生活しているとか、母子家庭だとかの場 合は仕送りを要求されるでしょう。ただし、最初から無理な約束をしてはい けません。自分自身で考え、100%実行できるようなものに限定するべきです 。
また、無理だと判断すれば、正直に「仕送りはできない」と伝えておきまし ょう。女性が再婚で、子供を中国に残していったり、年老いた両親がいるよ うな場合には、特にはっきりとさせておきましょう。
定期的な仕送りを約束してしまうと、それが実行できなかった場合に、大き なトラブルの元となりますので注意してください。里帰りについても同様で 、「少なくとも2〜3年は我慢してほしい」としておくのが無難でしょう。
 定期的な仕送りをしないと約束した場合でも、中国に残っている家族の誕 生日や旧正月などには、少しでもプレゼントや送金をしてあげるとよいでし ょう。
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